アンティークの勉強は続いています。
							
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夏は暑すぎて積極的に予定を入れるわけでもなく、
不要不急の外出を控えた結果、どこにも行きませんでした。
この時期は台湾とかに遊びに行っても暑くてゆだりますし、日本国内は帰省で大混雑するので9月後半までおとなしくしていることが多いです。
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もうひとつが興味の移り変わりです。
海王星がうお座から牡羊座に移り、占いの勉強の熱がかなりダウンしました。オックスフォードのサマースクールに最後に行った2017年かな、あのあたりから、もう占い(占星術ね)の技術を学ぶのはいいかなとすとんと落ち着いたのです。それから、あんまり勉強してなかったのですが、今は占星術の歴史とかその思想背景に夢中というという感じです。その方が技法単体より腑に落ちやすくなりますね。
興味対象がまたアクセサリーに戻ってきたというのもあります。今ちょうどプログレスの月が獅子座にいるので、作るとか飾るに興味があるのかも。
小さいころから好きなアンティークジュエリーに興味が向いていて勉強というほどではないですが、アップサイクルに興味出始めました、乙女月ぽい。
アップサイクルとは、壊れたヴィンテージアクセサリーの古いパーツを使って新しいものに作り替えるってやつ。
このところ、引っ越してから道具がしまい込まれて彫金にしか行ってなかったんですが、そちらもなんとなく大体欲しいものを作ってしまい、クールダウン中。ネットショップのアクセサリーたちをそろそろ片付け(引っ越してから7年・・・)、またアクセサリーを作って売りたいという気持ちになっています。
いくつか修理を依頼されていたものの、そのまま塩漬けにしてしまっていてすいません・・・
なんでそんな熱が再燃したかというと、最近欧米ではまとめ売りジュエリーがリサイクルショップとかで流行っていて、それを開封する動画にハマっているからです。
出どころというと、ゴミ屋敷や亡くなった方の家をクリーニングする業者が片付けついでに見つけためぼしいものをゴミとして捨てるのではなく、ざっくり分類して転売する業者が出てきているらしく、中身がわからない(もしくはジップロックにぶち込まれてるアクセサリー玉を外から吟味するスタイルもある)ものをミステリーバッグとして売ってるし、それを買う流行っているみたいです。
お宝探しみたいで楽しそうなのですよ!
分類するのも手間なのでぐっちゃぐちゃのまま袋に放り込まれたアクセサリーをほどきながら何が入っているか見ていく開封の儀動画を見つけては見ていると時間が溶けます笑。
イギリス人の動画が多いです。英語以外の言語はわからないので字幕でなんていっているか、出しながら見ています。
アメリカだとトリファリ(トゥリッファーリと発音されてることが多い)、エイボン、モネット、イギリスだとミラクルなどがコスチュームジュエリーで人気どころでそれが出てくると割と喜ばれる傾向。
わたしはイギリスのアンティークぼいアールヌーボーやアールデコスタイルが好きなので、イギリスの人の開封の儀をよく見てますねー。
(アメリカのジュエリーはLaura Codwellさんのを見てますね。彼女は蚤の市やリサイクルショップのハンターです。)
その開封の儀でYouTuberの人がひとつひとつ説明?コメントしてる中で覚えたの単語のひとつがFaux Pearl(フォーパールぽい発音)。
Fake Pearlだと偽物パールと言い方ですが、Faux Pearlだと本物のパールではないのは同じなのですが、もうちょっと人工パール的なもうちょっと手の込んだ工夫のある見た目のいいものをいうみたいです。あと、Glass Pearlというのもありました。ガラス製?音や重さで区別していました。
次がAlpacaという単語。メキシコの銀色のアクセサリーの刻印を見て発言されることが多く、なんだろうとおもって調べたらニセシルバー、合金ですよの刻印だったのです!Taxco製はシルバー職人の街の名前というのは知ってたのですが。
これが最近の衝撃で、
チャットGPTによると“銅・ニッケル・亜鉛の合金”でシルバーっぽく見せるために南米で使われている洋白合金といわれるものだそうです。
ちょっと前にリサイクルショップ巡りしていた時期に安いのに加工がきれいだったので買ったバックル、

裏を見たらアルパカ!?

救いなのは、象嵌で刻印が手作り感があるものはヴィンテージだからそれ目当てとデザインが好きで買ったこと、合金の利点は銀と違って黒く(ターニッシュ)ならないところかな。このアルパカ、磨かなくてもきれいなままなことが多いらしいです。
慌てて、メキシコで19歳の時買ったペンダントを見ましたが、これは925と入ってました。メキシコの文字も。これアルパカだと店の人が嘘ついたことになる(メキシコでは大いにある)

これは思い出の品で、メキシコで一目ぼれして買ったのですが当時17ドルで、アメリカのお母さんは「高い、え、高すぎる!」と言って買うのを止められたもの。小学生くらいに思われてたのかな…17ドルくらいのもの買えるで…大人がからと思ったけど、お母さんがかなり粘って値引きした結果、銀だからそんなに値引きできない・・・と言われつつも、17ドルになったもの。たしか元値は25ドルくらいだから3割引くらいにさせたからすごい。
これは違うのですがメキシコの銀製品といえば、Taxco!タスコは有名な銀細工の町の名前で“Taxco”の刻印があれば当たりです。銀製品です。
最近は、金属が爆上がりしていて、昔のような感覚で金はもちろん、銀製品も買えないので、こういうリサイクル品の業者さんが見逃したものを自分でチェックして本物か調べるというのが流行っている気がします。
刻印(ホールマーク)をみるのが一番手っ取り早いです。銀だと、テスト石の上に少しこすりつけて酸を垂らすとわかるらしいです。金もちょっとこすってなんか液垂らしていました。
わたしもホールマークを調べるのはしていますね。シルバーメッキ(シルバープレイテッド)ですら最近はお宝扱いなので、アクセサリーはどんどん合金製になるでしょうねえ。
イギリスのチャリティショップ(寄付されたものを販売して福祉活動の資金にする)やカーブーツ(フリマ?)大量に入っている福袋的なアクセサリー詰め合わせを見ていると
欧米の人(主語でかい)はアワビ(アバロニ)の殻の装飾が好きですね!
これもそうですが、バッグの中から出てくる。特に青く染められているのが大好き。七宝とかも好きですね。あと、モチーフだと鳥、特にフクロウ!
わたしが見ている動画は3,4人のチャンネルを見ているのでその中の心証ですが、アワビの殻・・・
日本人は昭和チョイスでおばあちゃんが持っていたなぁというイメージがわたしはあり、アバロニあんまり選ばないなあと思いましたがバングルアバロニだった!結構好きだったわ、わたしも笑(青く染めたのがちょっと無理かなと思いました。
ちなみに七宝も好きですw
それにしても金の上がり方、すごいですね!残念ながら昔から銀製品が好きなので転売する金を持ち合わせてなくて残念です・・・。しかもヨーロッパで買ったアンティーク品は大抵合金(デザイン重視でホールマークとか見てなかった)、金属的に負け組です。
昔金貯金ってありましたが、それやっていた方々、今勝ち組ですね!
あと、マーカサイトと日本で言われているものは「マルカジット(黄鉄鉱)」と英語では言われているみたいですね。それも衝撃。Marcasiteがスペルなのでマーカサイトと読めなくないですが、英語でマルカシートと聞こえていてなんだろうと思いました。マルカジットと言っていたのですねえ。

こういうの。これはイギリスのアールデコっぽいデザインで気に入っているもの。チェーン店のリサイクルショップで1000円くらいで売っていて飛びついて買ったもの。シルバーの刻印も入っていて(最近は抜かりない)マーカサイトだ!と思ったけどマルカジットと発音するのですねという驚きです。