ネイティブアメリカンジュエリーの話
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※Publicoは次回11月29日、中野イベントは11月23日です。
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先週は雨すぎてわたしには憂鬱な日々が多かったです。基本的に本を読んだり、YouTubeみたり、ラノベ読んだりして過ごしていました。
今日は天気がいいのに体調が悪くて、朝2回洗濯機を回した後(布団も干した、頑張った)力が尽きてしまい、立ち上がれない感じだったので買い物はあきらめました。前日に友達と久々にランチして楽しく過ごした後、がんばって買い物しておいてよかった(そういうところは勘がいい)。
せめてブログくらい書こうと、イマココ・・・・
ブログ書く前、
ごろごろ何もしていないのも性に合わないので、英語の勉強にYoutubeをみていて、最近はもっぱらアクセサリー系のThrifting動画(お宝をリサイクルショップや蚤の市で掘り出す系)を見ていました。
YouTubeがポップアップさせてくる動画の中に『The Antique Nomad』というのがあり、その中の1つがネイティブアメリカンのジュエリーを紹介していてめっちゃ参考になったのでシェアしたいと思います。
ネイティブアメリカンの人は移民の人がやってくるまで、シルバーと関係なかった。移民がヨーロッパ大陸からきて、交易をし始めると(食べ物や水、馬の蹄鉄を調整するとかそういう鍛冶の技術がネイティブアメリカンにはあった)
そこで支払われるのがシルバー製のコインでそれを鍛冶技術でアクセサリーを作り始めたのが始まりらしいです。なので歴史はそんなに長くない。ターコイズを聖なる石として大事にしていた文化のほうがずっと長いです。
わたし最初聞き間違いかと思ってAIに聞いたり、ググったりしました。
アメリカに住んではいましたが、歴史を学んだりしてないので知らなかったです!!でもたぶんアメリカ国民も知らなそう・・・ずっとネイティブアメリカンの人たちの銀の出所はメキシコだと思っていました。インレイとかメキシコも盛んですが、もしかしたら最近のことなのかな、影響を及ぼしあったの。その辺はまだ調べてないです。
前回はターコイズに結構はまっているという話をブログに書いた気がするのですが、
一年くらい前に念願のズニ族の指輪を買ったころから、

20代のアメリカ留学の時にはまったネイティブアメリカン製品熱が再燃していて(という割にたいして持ってない)
またちょっと興味が出始めています。
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動画の中で紹介していた、ネイティブアメリカンジュエリーの見分け方としては、
・ナバホ族はスタンプワーク(彫金)、
・ズニ族はインレイ(象嵌)、
・ホピ族はオーバーレイ(二枚の板を重ねるレイヤー技法)
です。
〇ナバホ族ぽい指輪としては

こういうの。立体的なものが多いです。これはお土産とかのそれっぽい奴で本物ではないと思います。銀かどうかも怪しい値段(アルパカ??)・・・全体的にボリュームがすごいアクセサリーが多いかな。ターコイズ推しなアクセサリーが多いです。でも手作り感があって割と好きです。機械は均一ですからね・・・
あと鉱山の深いところにある硬いターコイズは彫りつくされてしまったらしく、昔のターコイズは樹脂などで加工しなくても硬かったというのが特徴。今のは樹脂加工されているものが多いとのことです。
あと、珊瑚の出所はヨーロッパ大陸の人たちが来てから地中海産のものが手に入ったそうですよ。なので珊瑚も歴史が浅いものになります。今はどうかなー。
〇ズニ族のインレイは

こういう小さい石を組み合わせて模様を作ります。ほかにこういう感じのピアスも持っています。そっちも頂き物なので本物ですが刻印はないですね。何でもそうですが、ホールマークという刻印があるものが高い価値あるものです。手間がかかっているので。
(この指輪【上下】って読める!!って先日気がつきました(これはサインがある本物ですから偶然ですね))
インレイで使われるのはシェル、オニキス、コーラル、ターコイズ、銀ですね。4つ全部使われているものをいつか手に入れたい。
ズニ族はフェティッシュでも有名で、動物の石の彫刻にきれいな石を背をわせるラッキーチャームも有名です。
あとは動物の形に貝とか石とかを切り取ってつなげたネックレスとかもフェティッシュとしてありますが、めちゃ日本で人気ですごい値段で売っています。2,3万円は軽くする気がしますね。一万以下ならお得な気がします、材料に寄りますが。
〇ホピ族オーバーレイ

こういう文様を彫ってわざと下の板を黒くし、陰影をつけるタイプのもの。これも本物ではなく、なんちゃってです。モードオフとかで100円で買いました。シルバーの刻印はあるものでアメリカのお土産屋さんで売っていたか、誰かの習作か・・・でも結構気に入ってつけています。
ホピ族の面白いところは、コロンビアあたりの民族文化が彼らの文様に影響を及ぼしているということでした。なるほどー。
昔、サンフランシスコで本物のホピ族の笛を吹く男のモチーフを持っていたのですが、折ってしまいなおせなかったので他のアクセサリーの材料となりました。

これ↑の一部がホピ族のバングルです泣
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あとこのほかに、アメリカのコスチュームジュエリーに興味がありますね、ミリアム・ハスケルとか最近知りました。トリファリくらいは知っていますけど・・・eBayあたりではすごい値段で取引されていて今人気が最燃焼しているらしいですよ。
日本でもハスケルたまに見かけますが、めちゃ高い!!Huskellってかいてあるアクセサリーが投げ売られたらとりあえず買っておくといいと思います!