富山の海でのんびりを満喫
寺と神社を見た後に、観光地としてはとても人気が高い場所である雨晴（あまはらし）海岸に行ってみることに。
万葉の歌人「大伴家持（おおとものやかもち）」が気に入っていた風景らしいです。たくさん歌を詠んでいるそうです。高岡には万葉歴史館なるものがあります。そこのサイトを読むと、越中国には国主として赴任しています。万葉集は日本に現存する最古の和歌集で４５００首くらいあるものですよね。大伴家持さんは編者ではないか？とされている一人です。万葉集には、４５００首のうち４７５首も家持さんの歌がありますがそのうち２２３を富山で読んでいるそうです。へえええ！！大伴家持なんて、教科書に載っている人物ではないですか。万葉集と言えばあとは柿本人麻呂？？？８世紀くらいの人ですね。
そういえば、公園の自動販売機の模様は家持君でした！もし大伴家持のファンの方いらっしゃいましたらここのサイトをご参照ください、ゆかりの地満載です。
そしてこの海岸が有名なのは単線である氷見線から見える景色でもあります。海にぽつんとある岩って日本は本当に人気ありますよね。わびさびとかなんでしょうか。
偶然目の前を走ったので、激写。あまり頻繁には通っていないイメージです。３０分おき？高岡から氷見の間を走っている電車。２両しかありません。
でも海のそばを走るのできっと乗っていて楽しいと思います。今回、この電車に乗りたいのでレンタカー辞めようかなーと思っていたのですけど、ヒスイ拾いには必要なので結局車移動を選びました。この線路のそばに見える白い真新しい建物が道の駅「雨晴海岸」になるはずのもの。今回このせいで地図に乗っていた駐車場がなくなっていて、仕方なくクルーザーが止まっているずっと先のところに止め海岸を歩きました。
向こうのほうに小さく見えている木が義経岩のところ。２ｋｍくらい駐車場から歩きました。
義経岩の上には神社が立っています。
この下が自然にこんな風にできたのか？？と信じられないような形状になっています。
ここで雨宿りしたので雨晴海岸となっているようですね。義経さんのほうが家持さんより後なので、あとからついた名前ですね。
ここの海岸、ものすごい量の貝が落ちていました。貝拾いの大好きな方いたら、お勧めです。わたしは貝拾いも好きなのでいろいろ見ましたがあまり拾わず。
特に義経岩のあたりは貝でびっしりです。摩耗していてあまりいい状態ではないので思い出に・・・という感じではないですが、こんな貝あるんだなーというのにはいいです。あと地元の人なのか鳥なのかわかりませんが雲丹がたくさん落ちていました。もちろん中身が全部なくなっている状態です。とんびやかもめはものすごい量いたし、雲丹の中身は奇麗に全部食べられていたので鳥かもなーと思います。雲丹が豊漁な海かもしれません。
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今回海に毎日行っていました。
１日目はヒスイ拾いの海岸（ブログはこちら⇒★）。
２日はこの雨晴海岸。
３日目は岩瀬海水浴場でぼーっとしていました。
ここは全体的にとてもきれいなビーチです。地元の学生っぽい人が砂をふるいにかけているところみかけました。地元の中学生っぽい人が部活の練習か何かで砂浜を走っているようなのどかな地元に愛される浜。
天気がいいので立山連峰が見えます。平日はなんかオレンジ色にもやっていたのにこの日は土曜日だったからか、とてもでクリア（大気汚染？？イタイイタイ病の地域ですからねえ）
また石を拾う、笑。ここにはヒスイはないんですが、ピンク色の花崗岩と、縞縞の結晶片岩、緑の花崗岩（たぶん、もしくはチャートかも）、シーグラス。
これはじつは海の中に合ってちらちら見えていたのですが、一向に浜に上がってこなかったので仕方なく冷たい海に入って手に入れたもの。晴れているのですが気温は割と下がっていて水冷たい・・・スライムみたいな色と形のガラスできれいです。ぐふふ。がんばったかいがありました。
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水つながりでおまけなのですが、富山の旅で一番よかったのは、温泉。金太郎温泉というところです。魚津市というところにあり、宇奈月温泉の一部らしいです。この温泉、美容院で見たクレアに載っていたもので、なんとなく覚えていたのです。
たしか、作家系の人がお勧めする温泉で、若い女性の方がお勧めしていた温泉でした。まだ富山に行くと決めていなかった時（ひすい海岸は新潟なので新潟に行こうと思っていた）旅には温泉がつきものでいつも情報を集めているのが幸いしました（いまだに抜けない旅行業の時の癖）
旅館がありかなり高級なのですがそのとなりに日帰り温泉浴場「カルナの館」があってそこを利用しました。ここの温泉、硫黄分が多いので硫黄臭がする白濁のお湯。１０６０円で３時間ですがETCカードを見せると１日でも１０６０円です。タオル１枚は無料で貸し出しますが、バスタオルを借りると２５０円。シャンプーボディーソープはありますがまあ「ある」っていうクオリティですね。ロッカーはきちんとしていて、安心な感じ。設備はとても広く、きれいです。地元の人にも人気なのでたくさん家族連れが来ていました。ただ、駅からは遠いので車が必要になりますね。
ここ温泉の質も素晴らしいし、露天風呂も広い。そしてお湯がしっかり熱くてわたしごのみです。でもいちばんすごかったのは、内風呂なのにびっくりするくらいたくさん岩が飾られていて広いこと。立山連峰パノラマ風呂というらしく、立山連峰の名に負けない迫力の岩を使った装飾。圧巻でした。岩好きのかたにはおすすめ。あと他にも北海道並にいろんな種類のお風呂ありました。打たせ風呂とか、ジャグジーとか、歩行浴、エステ浴などなど一日楽しめそうです。露天風呂もけちけちしていない広さ。次回、ヒスイを拾いに行くときはここに泊まりたいものです。
あと、富山グルメはかなり満喫しました。とってもおいしかったー。何食べてもおいしいからこまりました。特にコメがおいしい・・・・帰ってきてテレビ見ていたら富山の「富富富（ふふふ）」というブランド米はかなり美味しいとやっていました。なんか妙に納得。
グルメの写真はインスタのほうにたくさんあげていますのでよかったらご覧ください⇒★
