ほしといしと占いのみかみまきのサイト

あおいとりプロジェクト

ひすいに関するメモ。

★毎週月曜日は阿佐ヶ谷のウラナイトナカイにおります。
・次回は4月16日(月)となります。
11:00~21:00 みかみまき 通常鑑定メニュー

4月9日はみかみはウラナイトナカイお休みします。
※代わりに
11時~16時半は日吉てらりさん
17時~21時はゆうきひじりさん
がウラナイトナカイに座っていらっしゃいます。

★4月の鑑定予定スケジュールはこちら⇒

******

ヒスイ拾いに行ってきてから、猛烈一人反省会をしております。
経験した後で思いつく反省点、そして疑問点がたくさん出ました。行ってみないとなかなか想定できないもので、思っていた通りのことと、思いつかず失敗したことがありました。結構たくさんサイトを調べたりしたのでその辺をこのブログにメモ代わりにまとめておきます。

 

【ヒスイ拾いの旅のためのメモ】
 
◆ひすいが拾えるところ
基本的には姫川の上流にヒスイがありそれが風雨にさらされたことによりかけたりして海に流れ出たものが波によって海岸に打ち上げられるというシステムになっているので河口そばの海岸が拾いやすいということになります。(新潟県糸魚川市橋立 青海川の硬玉産地がある青海川河口か、小滝峡のある姫川の河口)日本ではここくらいしかヒスイがでないのです(ゼロではないらしいです、日高ヒスイとか広島って書いてあるヒスイ見かけました、でもすごくすくないです)。

新潟では盛り上がってヒスイ=国石になっていますけど(どっかの鉱物協会が勝手に設定していて文科省とかが認定しているわけではないらしいので定かではありません)、新潟の石地域限定なのです、笑。糸魚川のふるさと納税はヒスイの根付が得点www

 

糸魚川のひすい海岸 (〒941-0051 新潟県糸魚川市押上2丁目4)
ここは駅か30分くらい歩かないとたどり着けないところにありますが一番有名な所ですね。

青海海岸 &ラベンダービーチ (〒941-0064 新潟県糸魚川市上刈6丁目 ラベンダービーチ)
青海の駅から2分で海岸にたどり着けます。ただ、河口に近い浜のほうがヒスイが拾いやすいようです。そこまであるくとなると、2キロくらいあるくことに。そしてラベンダービーチは紫のヒスイが拾いやすいことからこの名前になったようです。憧れる!!

・須沢(〒949-0301 新潟県糸魚川市須沢2052)
これは姫川の河口です。

親不知ピアパーク (〒949-0308 新潟県糸魚川市外波903−1 )
これまた道の駅なので車がないとたどり着けない系になります。ここは高速から行きやすそうですね。

富山県朝日町 宮崎・境海岸⇒これは私のブログを引用しておきます。

その他、マニアックな場所としては勝山というところと(ここはちょっと場所がわかりません)、市振海岸(〒949-0111 新潟県糸魚川市大字市振)というところも拾えるみたいですね。わたしがいった宮崎境海岸は割と穴場なようです。

 

◆ひすい鑑定をしてもらおう!
 
ヒスイが無料で鑑定してもらえるフォッサマグナミュージアム(新潟県糸魚川市一ノ宮1313(美山公園) )

開園時間:9:00~16:30
鑑定料:1回10個まで1日1人2回までで
実施日:火・木・土・日・祝だけ。夏休みは毎日営業しているみたいですね。くわしくはこちら⇒
アクセス:糸魚川駅アルプス口より出ている 路線バス「美山公園・博物館線」で約10分(1時間に1本しかないです)もしくはタクシー10分。

※糸魚川駅から2.8㎞くらいで徒歩だと40分。地図で見ると近そうでも姫川からは徒歩50分と、富山もそうですが、新潟も車社会なのでフォッサマグナミュージアムは駅から遠いです。
※糸魚川のひすい海岸は駅まで30分ですが、このフォッサマグナミュージアムの反対にあります。つまり海岸から博物館までは徒歩で1時間くらい。
※さらにフォッサマグナパークという野外博物館というところがありこれはR大糸線「根知駅」から徒歩で15分。
※ジオパークの一部であるヒスイがごろごろしている小滝川ヒスイ峡(〒949-0462 新潟県糸魚川市大字小滝)は車がないとたどり着けない系です。小滝駅から徒歩60分、笑。 青海川の硬玉産地(〒949-0306 新潟県糸魚川市大字橋立)こちらもジオパークとして登録されていますが、ここのヒスイは盗難が相次いだため、親不知ピアパークに展示されているようです。ここまでは交通手段なくて車のみ。そして歩くと2時間(たぶん山道だからもっとかかる)。
※フォッサマグナミュージアム以外にも、各海岸沿いになんらか店があり、無料鑑定してくれるところがあるようなので、事前に行く海岸沿いのそばの情報みておくといいかもですね。

こんなふうに見てもらえるみたい。 しかもこんなに鉱物の展示がある!!

 

◆ひすいの見つけ方のコツ。

わたしはヒスイを見つけるためにまずヒスイってどんな石というの必要だろうと思って、ヒスイを持っていきましたがまるで参考にならなかったです、笑。
IMG_4965

IMG_4964

しかし、ヒスイって手触りがヒントになるんですね。それは触りながら似ているやつを拾いました。

具体的には・・・・

・すべすべしている。
・みっちりしていて、味の素みたいなキラキラとした結晶がある。
・見た目よりずっしり重い。
・かどがあったり、ぶかっこうである。まんじゅうみたいに均一な丸さのあるみためではない。
・基本白い。半透明で透かせると高品質。
・ヒスイはいろいろあり、しろ、グレー、黒、緑、紫、青とある。
・比重が重いので沈んでいるか、波打ち際のきわきわで見えているものである。
・乾いてもあまり見た目が変わらない場合が多い(粉が吹いたようにならない)

 
※おたまに棒を括り付けた道具を作ってめぼしい石を拾う。
※長靴必須、波打ち際が一番可能性がある(ウェーダー)。
※ゴム手袋をみなつけている
※結構日差しが強いので帽子と日焼け止め必須。
※朝が一番ねらい目。
****

 
【偽緑と白い石の種類見分ける問題】
ヒスイって緑ってイメージ在りますが、基本的には白いかグレーから黒が多そうです。緑のは高品位室でかなりレア。波打ち際で陶器のように美しい白とか、なんか惹かれるって言っている人結構多かったです。ヒスイのオーラ視?笑。なので、波打ち際で砂から掘り返されたところをお玉に棒を括り付けた拾い棒なるもので救い上げているのがリピーターの技のようです。あと、漁業で使うような長靴必須、海風にさらされるので上下ウィンドブレーカーだと望ましいです。そして、春の雪解け水の勢いに紛れてヒスイが流れてきやすいらしく、3-5月が拾える確率がupするとか。わたしはそれを狙って行ってみましたが、まあ、見分けつかないです、笑。時期とかよりも慣れが必要でしたね。今度こそ―と思います。あと、晴れの日がいいみたいですね。わたしは曇りだったので本当にわかりづかったです。

あと、きつね石といわれているヒスイと見間違いやすい石を総称して言う俗称があるのですが、本当に見分けるの難しいです。(この辺のサイトがわかりやすい⇒キツネ石、あとこれとかわかりにくさが顕著、笑「糸魚川の海岸でみつけた、翡翠とキツネ石(ロディン岩)を磨いてみる」

IMG_6980 (1)
こういうのですね。乾くと粉っぽくなる
IMG_6979 (1)
緑の輝きが失われていますね。がっかりと思いきや、狐石を拾えてうれしい私。

 

それに引っかからないためにはまあ数見るしかないと思います。わたしみたいに何回も気軽に行けない東京都民は写真で勉強してみました。

ヒスイの原石の写真をたくさん載せているサイト(ブログ)をいくつか引用しておきます。
clarinetchocoの鉱物ブログ
翡翠輝石以外の石と玉石
猫車さんの「ヒスイ海岸で見付ける事ができる多種多様な鉱物」
みどりの石拾いブログ
新潟の素敵な鉱物とひすいたち
ヒスイの原石の魅力
i bits collection 作者の思考

この10倍ぐらいサイトを見たのですがここの方たちが一番写真を載せています。どういう形のヒスイがあるか?というデータを収集するにはいいサイトたちです。これを見ていて思ったのですが本当にいろいろな色のヒスイがありますねー。そして、みなさん2時間に1個とかの収集ペース・・・そして1泊二日とかでも車で行き、車内泊して、食料はコンビニ、夜も懐中電灯で見て時間ぎりぎりまで探すというのがマニアです。朝から晩まで見て5個見つけて割とまあまあな成果!とかおっしゃっています。あと毎日のようにパトロールしている地元の方とか。わたしが境海岸でみかけたおじさまは私より先に来て一回も休まず、ずっと浜を歩いていました。4時間くらい?地元の方だと思いますけど。あと朝来て大抵のものは拾われてしまうらしく、朝来た方がいいそうです。前の人を追い抜いてはいけないとかいろいろマナーもあるようです。難しい。

 

◆実際拾ってきてみたわたしの感想。
フォッサマグナミュージアムに寄ってこれなかったわたしの、疑問と検証です。

IMG_6825 (1)
ヒスイかもしれないと思って拾った白い石たち↑

さらになんとなく拾った石↓
IMG_6826 (1)

そして散々ググりまくって拾った情報をもとに、ヒスイかもしれないと思ってじろじろ見ている石
IMG_6990

これらを見ていて思ったのですが、白い石にも本当にいろいろあって、みんなすべすべしていて重く感じます。何より始末悪いのはみなそれなりにキラキラした見た目なのです。緑の石が喜ばれるのはそれがあればわかりやすいからかもなとも思いました。石英、アプライト、曹長石、石灰岩などの可能性があります。あとプレナイトとかも珍しいですがあるらしいです。
 

IMG_7051
例えばこの3つ。みんな白いです。

明らかに違うのはこれ↓粉っぽいし、ルーペで見ると晶洞がありますね。茶色くなっている箇所
IMG_7048

これ光を透過してみると
IMG_7053
黄色っぽいです。黄色っぽいのはたいてい、石英だって書いてあるところがありました。わたしもこれは石英と思っています。そして他の三つに比べて若干軽い。

他の二つと比べると
IMG_7054
うっすら、黄色い、レモンイエローですね。わたしはこれヒスイかネフライトじゃないかと思っています。ヒスイにしては蝋みたいにてかてかしているのがなんか気になります。しかし黄色いヒスイもあるという・・・
IMG_7031
もうちょっとヒスイは大福みたいな見た目なのです。透き通っていて中のあんこがみえそうな半透明ぽさ。これはどちらかというと、蝋みたい。悩ましいです。キラキラはあります。そしてこれずっしりと明らかに重く、水にぬれても色が変わりません。むむむ・・・

これは白いです。半透明の石。これはキラキラしているのですがなんせ形が丸い・・・
IMG_7052
これは大福っぷりがあります。すべすべしていて重い。しかし形が丸すぎるのです・・・富山の海岸で拾うヒスイはかなり遠いので流れてくる間に丸くなるからまるっこいの多いとは書いてありました。

 

これとかわかりやすいかも。
IMG_7058
二つの似たような石ですが、光を通すと・・・
IMG_7057
1つ黄色い(たぶん石英)、もう一つは白い。でも見た目は一緒です。

 

あと、これ。去り際になんか目を引かれて拾った薄いグリーンの石。形も色もかわいくて、ヒスイでなくてもかわいい。
IMG_7033
ちらっと思ったのは、ヒスイでないならモスコバイト系かアマゾナイトかなと。アマゾナイトこういう色しているのよくみます。
IMG_7028
キラキラとして本当にきれい。こういう石が拾えるから海岸面白い!!

 

まあ一番簡単なのは、フォッサマグナミュージアムにて鑑定してもらうこと、そして見つけるコツは慣れることですね。2,3回行くとわかるようになるようですね・・・本当に好きな人は年に何回も行ってますね。こういう鉱物が拾える海岸というのは本当に夢があって楽しい。

石は面白すぎるので近日中に新潟の糸魚川に行きたいー!!!

 

*****
 

他の石もどんな石か知りたいと思ってこれを図書館から借りてきました。

 

鉱物の勉強をするときに、一番最初に中学生くらいの地理の本を買うように鑑別の先生に言われました。

こういうやつですね。日本は、火山大国でいつどこで噴火が起こっても不思議ではない国なのに、あまり地質について学校で習いません。わたしの学校では、地学って地理だけで、石や山のことはすっ飛ばしていたと思います。そして受験にも出ていなかった記憶が。一番良くないのが、わたしが習っていたとしても全部忘れているということですね。

私は小学校のころ、校庭で朝礼をする場合地面ばかりを見て石英の粒を拾い集めているようなタイプでした。なので、そんな子どもが石の授業をしていたら絶対覚えていると思うんです。だからたぶん割愛されていた系な気がします。なのでこういう中学生レベルの地質学の知識をまずベースとしてたたき台に必要な感じ。そのほうが理解しやすいです、わたしは。


Profile

みかみまきプロフィール写真
みかみ まき

西洋占星術師&アクセサリーデザイナー、水晶占い師占星術・タロットをまついなつき氏に師事、占星術と水晶透視を松村潔氏に師事しております。詳しいプロフィール

noteつかってます