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あおいとりプロジェクト

心のジャーニーはめんどくさいものでよし

2016年05月20日|astrology, memo, やまねこクロニクル

★5月23日月曜日 11時~21時までウラナイトナカイです。
10:00~13:00 水晶リーディング練習会
※モニター大募集中です!!!
14:00~21:00 通常鑑定です。
※予約今のところガラ空きです。

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スー・トンプキンスさんの講座に行ったことを
アメリカのお母さんに話していて、
「なんか英語しゃべれる人がマイノリティだと引け目を感じてしまって、
英語話せることを自慢しているように思われたら嫌だなとか思ったり。
目立つの嫌なので質問しつくせなかったわ~まあ好奇心抑えられず、
いくつか質問したけど。チャンスあったのにしなかったわー」
と言ったらすごい怒られました。

 

「他の人なんてほっときなさいよ!英語できないのは本人の問題でしょ
イギリスからわざわざ来ている人なんでしょ、
次いつ会えるかわからないじゃないの!アメリカで何学んだの?」
と喝を入れられました。Oh,まさしくアメリカ人らしい発想。

「そりゃそうだけどさあー。でもそんなシンプルじゃないぜ、母さん!」
と言い返しましたが、
本当にシンプルじゃないのか?とはたと思い返しました。

 

【好きなだけ質問すりゃーいいじゃん】問題
・・・そうなんだけど、
自分の環境の安全と、
知的好奇心を満たすだと
アセンダントが月でIC合なわたしには
あ、あぶね、なんかみんなに記憶されるようなことしてはいけない
後で面倒そうなのでというのが自動的にポップアップしてくる。
他の人の問題じゃないんだよね、冥王星と土星の問題なんだよ。
アセンダントに土星乗っているから自分のホントウを隠したがる、
押さえとかないと、袋叩きにあうというトラウマがあります。

 

水星にトラサタのアスペクトがある人、特に合ですね。
隣にいるとナチュラルに発揮しちゃうから、コントロール利かないのです。
スクエアやオポならcomes and goesって感じなんでしょうけど。
そうすると、土星で構成されているような学校ではnot understandableですよ。
自分のナチュラルの言動が、システムをぶっ壊す天王星と連動しているなんて(わたし)
土星内住人からすると(特に保身のために公務員を目指す人々)はイライラしますね。

 

土星の予測の外を行くので、敬遠されます。
本人はどこが違うかわからない、これがナチュラルだから。
土星のふたを取って回るような行動だったら、防衛本能だって発動しますよね。
誰も悪くない。でも、明らかに衝突が発生し、原因は天王星(として投影された)人となる。
(私は権力に自分の土星を投影してもいる、)

たとえそれが無害であっても、理解されないのですよ。
人は理解できないものを恐れ、危険因子を排除します。
人は想定内を好みます、親しみを感じる条件として。
土星内正誤と善悪の世界で断罪されるわけです。
(そして天王星(隔離された)+水星期のできあがり)

 

こういう人間が思いつく対策としては見様見真似で普通にふるまい、
なるべく目立たずおとなしくして、2番目か3番目の出る杭になるよう調整し、
スケープゴーティング(投影)されるのを他の人に移せばいいので(ヒドイな)
目立つことを極力嫌う、
土星の中にアセンダントの形をおしこめようとする人の出来上がりです。
(アセンダントが派手にアスペクト祭りなので無意識で目立ってしまうけど、笑)
めんどくさいことを避ける=天秤もあるけど、
(Libra=dislike to dirty own hands!)
アセンダントの「子どものころに培った『世の中こういうものだろう観』」も大きい。

だから、

 

注目されたくないんだけど、知りたいことは知りたい。勉強したいだけ。
誰かにすごいとか思われたいわけじゃない。
「だれか質問しろよ、私が知りたいこと!」と心で念じますが、そんなこと起こるわけない。
(目の付け所や知らないところが人と違うというのがそもそもなのでかぶる確率低し)
なので、その両方を満たすべく、講座の始まる直前の時間に直接質問に行きました。
質問できてちょっとすっきりしましたが、
そこに至るまで思考の中ではそれはもうめんどくさいことになっていました。
自分のめんどくささを思い出し、味わっていました。

 

わたしの気持ちの中ではこんなに大騒ぎしていますが、
実際、みんなが私に注目しているわけでも、覚えられているわけでもありません。
勝手にいたたまれない雰囲気を感じてしまう、自家発電。

 

それがわたしのアセンダントのアスペクト過多さであり、
私の世界に対する感じ方であるわけです。
どうやって世界へあいさつしに行くか。

わたしの場合はなんだかピンポンダッシュみたいになってます。
複雑にめんどくさく考えがちなんだろうなあと思います。
天体に投影して、事象をピックアップしているのですよね。

 

それに気が付いたとき、私の世界は私が複雑に考えているよりずっと
シンプルで大したことないんじゃないかと思ったんですよね。
アセンダントのルーラーは月で、月にはほぼアスペクトがないです。
そこを直接スー先生に聞きました。
questioning
 

質問した時の先生の回答は、ICというアングルに合な月はパワフルな場所だということと、
MC・IC月・金星の調停であるというのもさらに力をプラスし、
スー先生の判断は月の位置はアセンダントと呼応するだけの力があるとおっしゃっていました。
(私が質問したアセンと月のアスペクトのギャップやバランスの悪さは感じないそうです)

 

しかし、先生と話しながらいろんなことが腑に落ちていく。
ここが、自分の環境がわーっとなっても自分の安全確保を素早く対応したりベストを尽くす行動を
取りやすいんじゃないかなと思います。そしてそこが、私のテーマであり、
わたしの提供しているだろうサービス(占星術)の要なんだと思いました。
そして、先生もその辺に関してはそうだと思うチャートそのままだからとおっしゃってました。

 

全体的に何を言いたいかというと、
もともと、わたしの占星術を学ぶ動機というものはこの複雑なアセンダントのことでした。
日本で出版されている本を読んだくらいの感覚では、あまりこの辺を理解できず、
今までのわたしの知力では難しかったのですね。

それでちょっとずつ、英語の本で得た知識や海外からの講師の講座、鑑定で得るフェイードバック
まず知識を消化して腑に落とし次の段階に行く、また次が理解できる素養ができる。
理解の素養ができれば、アーカイブにいた知識も理解できる。新しいことに気が付ける。
新しい知識との出会いも、タイミング。知識の存在に気が付けないものです。
そういうものを積み重ねて、理解できる領域が広がっていくのだと思います。
ということを繰り返していたわけです。

徐々に、自分の疑問の答えになるビジョンが出来上がっていく。パズルみたいに。
そういう準備を背景に、スー先生の授業、先生との会話がトリガーになって、
今回の理解に至った気がします。
もちろん、p月@AP+n太陽とオポというタイミングの助けもあります。

 

今回の上の「めんどくさい物語」を通して、自分自身を振り返り、よく考えてみたら、
人はみな自分の居場所(月の帰る場所)を求めているよなと気が付きました。

所属先、居てよい場所、存在を肯定される場所。
自分の民族を否定される人も、何かしら他にわたしの魂は○○人よというセリフが出てきたりします。
(あ、地球上じゃないとかもその部類に入ります。どこかに足の置き場を想定する)
どこにも所属してないとか、所属を否定しながら、宇宙とのつながりを主張したりします。
環境が張り付けない人は、流浪する自分を肯定する居場所だったりします。
スナフキンにとってのムーミン谷みたいな。
室生犀星の「故郷とは遠くにありて思うもの」みたいな。
でも、心の中や実際の場所どちらでもよくて、
居場所みたいな設定が必要ということなんじゃないかと。
実際に所属してなくても、心が受け入れていればいいわけです、蟹の領域だし。
土じゃなくていい。
宗教などは心のよりどころですから、私の興味対象なんだと思います。

 

4ハウスはたぶんですね、家とかいう単純に定義するのは乱暴なんじゃないかと常々思います。
心の、そして肉体のホームグランド。月は本当に陰陽なんだな。
精神性(安心)と肉体性(安全)の両立が大事。
そして安心と安全の定義は本人しかわからないのです。
世の中そういうもの節は通じないのです。個別性ですね。
それが地球に生まれるということ、地球の重力下にいるということなんだと
わたしの中で腑に落ちました。

そういうの‟月が欲する条件”をきちんと自分の中で設定し、月の欲求を満たす流れを得たら
太陽は勝手に喜んで花開いていくと思うのです。
何かを成そうとするときに、月が着地して落ち着いていれば太陽の邪魔をしない。
その人の才能というのは他人がとやかく言わなくても、内側からあふれてくる。
太陽の才能の発揮に、月は要らないけど、月がしっかりして土台を形成しないと、
太陽は落ち着いて発揮できないということなんじゃないかと。
その辺が私のずっと研究対象ですね。かぐや姫シンドローム(勝手に命名)

 

自分が生まれた家庭と、その後選んでいく場所。
心のよりどころ。
落ち着くというのが大事で、定義づけに正誤はありません。
あなただけが知っていて、納得していればいいのだなと。
そういうことを気が付くことを目的として、
クライアントの人生を振り返り、
占星術のチャートを見ながら、探していくお話をする時間。
それが私の占星術をする動機の本懐かな。
その中心核はカードを読むのも、水晶を見るのも同じ。

 

英語力がダメすぎる・・・と嘆いている割に、
理解力に対して、ものすごくむらがあります。
Lee Lehman先生のメディカルアストロジーとかmust listen!なはずですが
まるで頭に入ってきません。なのに、この上記の回は膝打ちまくり
彼の言葉がどストレートに頭に入って来まくりでした。

結局、上の方のハウス(7~12ハウス)がガラガラなので
世間が私に何を求めているかなんて知ったこっちゃないんですよね。
だから、これが流行とか儲かりやすいなんてことでモチベーションが上がらない。
(上がる人はそういうやり方をすればいいので、正誤でも善悪でもないです)

金星が大事な星でそれが5ハウスのわたしには、好奇心VS居心地で
ここの二つがうまく調和できたときに、太陽が輝く気がします。
(能力が最大限に引き出されるという感じ?)
自分の使い方、扱い方は占星術を通して気が付きやすいサブジェクトだよなあと
思い起こさせられるポッドキャスト内容でした。

まあ、雑なオチなんですけど、
自分の知識の得方や納得の仕方などは他人に学ぶもんじゃなくて
己を見つめるものだと思います。他人を鏡にして己に気が付くもの。
人の振り見て我が振り直せ程度で他人の扱いはいいのだと思います。


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みかみまきプロフィール写真
みかみ まき

西洋占星術師&アクセサリーデザイナー、水晶占い師占星術・タロットをまついなつき氏に師事、占星術と水晶透視を松村潔氏に師事しております。詳しいプロフィール

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