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あおいとりプロジェクト

夫婦の価値観の差と、ちょっとした逃げのゲーム

2021年10月18日|astrology, Days, やまねこクロニクル

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相変わらず、こそだてひろば「@あみーご」さんで月1だけ占星術の子育て相談をしています。最初は占いというカモフラージュでもいいので、悩みを吐露してすっきりしてもらう目的でスタートしたのですが、なんだかんだで14年も続けさせていただいています。ありがたい。

(今月は10月19日でおかげさまで満席でした。来月は11月の9日です。2歳以下のお子様がいらっしゃる方限定です。)

14年もやっていると、価値観が様変わりしてきますねー。一番多い悩みが夫との家事育児連携。女性の生き方にバラエティが広がっていて、いろいろ夢が広がりますが一方で悩みも多極化しますね。

 

 

最近多く聞くのが、

【専業主婦になって子育てに専念したいけど夫が賛成しない】

です。

理由として、「一人だと収入が足りない」「夫に大黒柱になる気がない(もしくは会社の状態として可能ではない)」「自分が仕事辞めるかもしれないので働いてほしい」といわれるなど、割と社会的課題多し。封建的な男性が働き女性が家の管理をするというのはもう昔話の世界のよう。

 

しかし今の時代で専業主婦になりたいと思っている人が意外と多い驚きです。専業主婦にならなくて済むように国を動かして制度を作ってきたおとめ座の冥王星の成果をその子ども世代であるサソリ冥王星の時代の人が否定しているのにわたしはいつも驚きます。なりたいのになれない地位、それが専業主婦!!びっくりです。

 

私が学生の頃、専業主婦をディスっている人あんなに多かったのに。主婦といえばテレビアニメとかで、おせんべい食べながらワイドショー観て寝っ転がっているというイメージで馬鹿にされているような感じだったし、いやな気持になった記憶があります。私も結婚実際するまでは「結婚しなくても生きていけるように手に職をつける」が目標だった。

 

しかし、最近のお母さんになった人たちは「自分のお母さんが専業主婦だったのでわたしも愛情たっぷりにしっかり育ててあげたい」という意見の方が多く、新しいジレンマの形を見ています。

 

現代の夫婦間で、そうしたいならそうすればと言ってくれる夫は1970年台生まれか(時代設定的に収入が高い)、もしくは収入が高い人だけですね。仕事に生きたくない人はたいてい、妻にも働いてほしいと思っていることが多いです。そして、1980年台後半だと、夫が不安定で妻が大企業だからやめられないという人もちらほら見ます。

 

そして、ダブルインカムで家計が動くのも仕方ないとしても、夫が家事を平等に分担しない!という罠とかも発生。
推移というのはゆっくりなものでスムースに変わるわけでもなくガッタガタと地域や育ちでバラバラなもの。

 

<対社会>

・妻は夫と家事と家計を分担し、仕事を続けることができる
・夫は妻の家事を分担する代わりに仕事ばっかりの人生から解放される
・男社会が徐々になくなっていき、女性男性も平等に能力主義
・男性は競争社会にライバルが増え、能力別の出世競争が苛烈に。

<家の中>

・夫の「家事能力」と「分担しようと思う気持ち」のはまた別の話。
・「家事を教わったかどうか」「習得チャンスがあったか」「家事をやるつもりがあるか」にばらつきがありすぎる
・地域によっては、男女平等は遠い国の物語のようにとらえられている
・自分の母親が働いていて家事もやっていたので妻も可能だと思っている
・これからは女性も仕事といわれ勉強ばかりしていたので、女性の家事能力がわりと低い

 

こんな状況の中で、「昨今こんなことが常識!」と言われてもそれはそう思っている人の主観なので相手もいうことを聞きません。夫婦間でも子供が生まれると手間と労力が倍増しますから、余裕のなさでけんかになったり、いやな気分になったりストレスになったりします。

ここでだれが努力するかの水掛け論になりやすい。男が歩み寄って勝手に努力しろとか、収入差を分担差にすべきだとか。泥沼ですね。

 

男女平等の価値観は何百年と女性の地位が低くないがしろにされてきたせいで、昨今の急激な変化に価値観が対立している感じがします。私も自分を平等に考えているタイプだと思っていましたが、自分の娘が夜遅くまで働いているともやもやします。それで、意外と自分は考え方が古いのだなと気が付きました(しかたなし)

 

時代の移り変わりは確実に起こっていますが若い世代に反映されていくというのは仕方ないのかもしれません。育った家庭でどれだけぼやかれていたかが影響的に出るからじゃないかなあと思っています。ぼやきは無駄ではなく、どこかにひっそりと入り込んでいるものだなあと。入り込んだところで変革が起こる。ぼやいている人には起こらないのが残念なところ。だから真に平等になってくるのは天秤のぼやきが吹きこまれているいて冥王星世代(1997年あたりから2008年あたりかな)から本格化しだし、ヤギ冥王星の世代では定着してるのではないでしょうか。

 

占星術的な目線から印象を書くと、現代でも水や土の月のお母さんは自分の思い出を参考によかったこと悪かったことを反映して子どもに与えてあげたい。逆に、お母さんは働いてなくて楽そうだったからという理由で、仕事という戦場から抜け出したい人も多い(水がめ月、牡羊月・太陽が多いかな)

両方ともやりたいし、性別平等主義は風が多いかもですね。わたしもお金使いたい、遊びたいと思っている人が多い気がします。

 

そして次くらいに多いのが「共働きなのに夫が家事育児をしない」です。

これよく聞いていると、

妻の人がオーガナイズしている家事プロジェクトを「わたしの手足となってやってほしい時にやってほしい方法でやってほしい」という方が多い一方、夫の人が結構経験値低いうえに気位が高く「やってもいいけど俺の気が向いたときに俺の方法でやりたい」といっている人が多いです。

(もちろん、共働きじゃないのに家事育児を分担する人もいますが、そういう人はあまり占いに来ない、不満がないので。夫がスパダリでもモヤモヤする人もいる、もちろん。)

男の人が上司にがみがみ言われているのをお金のために我慢しているので家で命令口調は我慢できないというタイプと、女性が思い通りの理想を達成するのに自分のコピーロボットのように(察して)動いてほしいという組み合わせだと地獄です。

そして、実母さんが息子に流行らせず男として立ててる家庭環境で(昭和)自動的にすべてやっていて家事の構造を知らない男性だと、妻の手間が倍増します。

 

妻自身が、「なぜ夫で男である自分が家事をしなくてはならないか」を納得させる手間もかけたくないくらい余裕がないこともあります。昔ツィッターで「なんで女だからって夫の教育をしなくちゃいけないの!不公平」とぼやいている方がいました。私の主観では、利益授受者がやればと思っていたのですが、やるのは当然なのでできないなら自分でどうにかしろというのも、なんかわかる気がします。男性が年齢が上だと、結構その「意識改革」ができなかったりしますね。家事・育児の分担をしない=意識が昭和で考えがおっさんということですね。

 

夫婦ともに実母が何もやらせない人(本人が家事や育児を雑用として認識し軽視してしている意識が刷り込まれている場合のみですが)だった場合、両人が「家事わからない・無理」という場合もあります。もうこうなったら二人でYouTubeでも見て学習しないといけませんが、お互いのせいにしてしまったりしますね。課題が多い=ストレスとなりやすい。

さらに、会社でゴリゴリに責任感や期待を(不必要に)課せられている場合が多い男の人は家に帰ってきてからの「CT(クーリングタイム)」が必要みたいな雰囲気を感じます(たぶん切り替えが下手?)。女性はプレッシャーが半端ないのでそんなこと言ってられないのかもしれません、性差というより。

 

男女ともに、家と仕事は月の領域と感じている人多いかもと思うのも現場から感じること。生きるために必要な金的な、6ハウス的な感覚。そういう中で、太陽の部分をどこに求めるのかなという、天秤冥王星の世代は完全に金星の領域に求めていると思います。俺の個性を押し出す趣味=俺の生き方、のような。

バンドだったり、スポーツだったり、何か趣味的なこと、人生において「生きていて楽しい」余暇的な何かを天秤世代は特に大事にするように思います。サソリ世代はそれをさらに心の職業的に進化させている気がします。お金にならないけど、それが人生のメインテーマ的な。仕事が必ずしも社会的地位となっていないこともあります。仕事は6ハウス的な作業と化している人も多いのではないかなーと。

 

 

やっと、表題のゲームの話ですけど

その余暇、および人生のメインテーマ的なものの中に、最近ゲームがかなりランクインしているような気がしますね。自分がゲームで遊んでいてその中で交流したり、人の行動をTwitterでみたりするとやべえ本気度の人もいたり。わたしも現実からの乖離をかなり楽しんでいるので旅行に行けないときにこれは本当に楽しいのです。ラノベの転生ものが流行るのと同じだと思います。PKはざまあ系かな、笑。

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↑アニメを見ているようなファンタジー感。

お金のためだけに、もしくは仕事だけに生きたくないお父さん型の消極的な行動として、ゲームはいい媒体なんじゃないかと。夢がありますよね、課金すればすぐに簡単に「俺強ええ!!」となりますし、あこがれの的になります。過度に課金してしまう「ちょい悪感」とか。PK(プレイヤーキル)の背徳感も楽しんでいる人は楽しいようですね。社会という規律の箱に入って暮らすのは窮屈って人もいますから。

わたしも、ボス戦でこの間2位になったときは喜びの舞を踊って、画面をスクショしました、笑。乙女月としては毎日、こつこつレベルを上げるのは楽しいし、うまくやれば順当に強くなりますし、ストーリーを進められますからね。成果を感じられる気がします。めっちゃ楽しいです。FF10以来のハマり方。あ、ウィッチャーも神ゲーにカウントしたい所(割とゲーム好き)やりすぎると体つらくなりますので注意ですが。

そして、お小遣い少ないイメージの既婚者でも、わりとおおらかに課金をしているような話をちらほら聞きます、笑。ちょいちょい課金している人は結構いて、衣装などがいつも最新、武器も最強。すごい人は1回に2万ぐらい突っ込んだという武勇伝も聞きました。ワンコインで昼ご飯食べているサラリーマンのイメージありますが、これクレジットカードでいいわいいわでやっていると結構な借金になっているという事例もよく聞くので、携帯代のチェックって大事ですねえ。最近請求書的な明細がネットで個々人でチェックしてねってなっていると、お金を使っている感が薄くなるような気もします。

サイン的に考えると、

祭り的な、ワチャワチャを求めるサインは「火エレメント系」牡羊座、獅子座、いて座です。これらのサインは闘争本能とかにつながってくるので「一番になりたい野心」(おれつえええをやりたい)とか、ほめられたい注目されたい(獅子座)、天下一武闘会大好物(いて座)はゲームでかなりストレス解消できる場合もあると思うんですよねえ。

いろんな人と交流したいは風のサイン、ふたご・てんびん・みずがめの3種類ですね。風サインの方々は、物知りで教えてくれる先生や情報屋としてフレンドリーで天秤のわたしとしてはとても付き合いやすいです。

MMO的なゲームだと、大きなチーム的なものをギルドといいますがそういうのがあるゲームだと土と水サインの人が活躍します。土のサインだろう人たちは、規則や時間通りなど、水の人はホームを守る的なイメージでしょうか。火のサインの人がやり散らかしたのを統制とる人たちなイメージあります。

女性プレーヤーも少なくないです。ダブルインカムになって、それぞれが生活費を出しているのでお小遣い制ではなく自由になるお金があるのかなーと思います。
あと異様に分析が上手。攻略とかに知恵を出し合い、解決している。仕事の能力が高い人多いです。実際の仕事現場ではそういう風にやってもだれもほめてくれないかもしれないけど、ゲームの中ではすごいすごいといわれるし感謝されるのは確か。かなり肯定感あります。

ゲームって何にもならないし、金食い虫なんだろうけど、そういうストレスの解消、快適さをゲットする方法もあるんだなとちょっと感心しているところです。

わたしは、スマホとクレジットカード連携していないので、無課金で頑張っています。私も割と楽しい。しかしもうちょっとしたら飽きそうな予感、笑。

 

 

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顔に見える雲を喜んで激写。Cave of Wonderが心に必要なんだなーとちょっと思いました。ちょっとした、心の避難所というのですか?そこでは真実とか正誤、善悪は関係ないのです。現実に持ち出さずすみわけしてバランスをとるのが現代のマナーなのかも。ゲームダメ、無駄ダメ、勉強しかしちゃだめとかそういうのは息が詰まるというものですね。


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みかみ まき

西洋占星術師&アクセサリーデザイナー、水晶占い師占星術・タロットをまついなつき氏に師事、占星術と水晶透視を松村潔氏に師事しております。詳しいプロフィール

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